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次回10月26日(金曜日)19:00~21:00のABCは、いつもの部屋、波止場会館4Bで。
今回からタイトルを「<美術史以前>を考える」と変更いたします。「見開き美術史」ではあまりに漠然としているので、変えて見た次第。もうすこし絞ったタイトルにすれば、「<美術史以前>を考えるー日本篇」です。
先週の土曜日、京都で以前勤めていた京都芸術短大の卒業生のみなさんを前に<無文字文化>について喋ってきました。26日は、それを紹介しつつ、そのなかから、<無文字文化>から<文字文化>へと移行する過程、文字表記を当時の人びとはどのように試行錯誤していったかを、歌(和歌)表記の世界に観察してみたいと準備しています。
飛鳥池の遺跡から出てきたじつに素朴な五言四行詩から『萬葉集』に入っている「柿本人麻呂歌集」からいくつかの歌を拾ってみます。
その素朴な漢字表記がいくつかの変化を経て、10世紀の<草仮名>を生み出す。その過程は、まるで、蛹が美しい生糸に、あるいは美しい蝶にと変身する過程を見るようなのです。
HPのイントロエッセイも更新しました。ぜひ読んでください。(更新すると、それまでのは、タイトルをつけ、ときに加筆してアーカイヴに収めています。ついでに、ここもぜひ、訪問してください。)
では、金曜日に。
kinoshitan
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